すりごま ねりごま いりごまのオニザキ - ONIZAKI CORPORATION -

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これが原料を買い付ける担当者である私たちの使命です。先日、私たちは、より美味しいゴマを求めて、南米はボリビアとパラグアイに行ってきました。私たちが大切にしたい事は、安心できる美味しいゴマであるかを自らの目で確かめ、お客様に自信を持ってオススメできる原料を調達すること。このポリシーに基づき、3月初旬、成田空港を出発いたしました。

ボリビアまでは、飛行機で成田からニューヨークを経由しブラジルのサンパウロへ行き、その後、さらに飛行機を乗り換え、パラグアイのアスンシオンへ。なんと!さらにもう一度乗り換えてボリビアのサンタ・クルス空港に約30時間かけて到着しました。
さすがに初日は到着後すぐにホテルへチェックインし、その後夕食をとって早めの就寝。明日からの激務に備え
まずは体力の回復に努めます。それにしても南米への移動は、毎回体力勝負ですね。

◎サンタ・クルス市の中心部にあるホテル LOS TAJIBOS。サッカーの大会が開かれているらしくアルゼンチンのサッカーチームも宿泊していました。
◎南米大陸上空!
◎シュラスコという肉料理。牛肉のいろんな部位が次々と出されます。やはり美味しかったのは骨の周りの肉でした。(買い付け担当者)

翌日から、まずは栽培状況を確認するため、1日に約300km〜600kmの距離を車で移動しました。(600km走れば佐賀から大阪までの距離です)ボリビアの道路は、主要幹線のみが舗装されており、そのほか殆どの道は、雨が降れば道がぬかるみ、車が道路にハマるなど移動は困難なものでした。
日本がなんと暮らしやすい国か。ゴマの産地である発展途上国に訪問するたびに認識させられます。

◎雨上がりのぬかるんだ道は、四駆でも危険な状況でした。
◎汽車が通る橋も車と共用。二重構造の橋の上を渡ります。

例年ではこの時期、刈り取りが行なわれ収穫されたゴマが集荷場に集まっている状況です。しかしながら今年は異常気象からか播種時期の11月に通常降る雨が少なく、逆に刈り取り時期の2月末からは多量の雨が降ったとのことで、集荷場にはゴマが殆ど無い状況でした。収穫量が少ないとなると、当然私たちが欲しいゴマが調達できない可能性があります。オニザキの美味しいゴマの源は、美味しい原料から。こう考えると一抹の不安がよぎりました。
しかしながら集荷場でお話を伺うと、播種時期の影響から刈取りが遅れてはいるものの、生育状況は非常に良く、今後天候に恵まれれば少ないながらも非常に良いゴマが収穫できそうだとの話を伺い、今後に繋がる手応えを得て私たちはボリビアを後にしました。ボリビアでは残念ながら愛するゴマと対面できませんでしたが、このような現地の事情を知っておく事も、今後の買い付けにおいては大切な仕事なのです。
◎生産者のヨハンさん。彼らはメノニーター(※)というドイツ系の移民の方たちです。
◎たくさんのゴマで溢れているはずだった集荷場。 精選工程も、ここで行なわれます。
◎栽培地を視察している途中、世界遺産にも登録されたチキトスのイエズス教会に立ち寄った買い付け担当者と焙煎担当者。
◎荘厳な雰囲気の教会内部。チキトスでは他に5つの教会が世界遺産に登録されているそうです。
 
※メノニーターとは・・・ パラグアイに住むドイツ系、スイス系白人移民。宗教的な理由から自給自足を基本とした、電気を使わない生活を送っています。

◎パラグアイの首都アスンシオンにあるホテル Villa Morra Suites。こじんまりとした良いホテルでした。
パラグアイでも例年この時期は、多くのゴマが集荷場に集まっている状況ですが、こちらも異常気象の影響か播種時期の10月に雨が少なく、そのため播種時期を遅らせたことで集荷場に集まっているゴマは少ない状況でした。
◎車での移動中、地平線を見ました。九州育ちの我々には初めて見る光景で感動しました。
◎収穫されたゴマは、集荷場で精選されきれいに積み上げられます。

雨の影響で収穫時期は遅れているようでしたが、こちらもボリビア同様ゴマ自体の生育は、非常に良いものでした。
また、パラグアイでは集荷場に少ないながらもゴマが集まっており、私たちはそのゴマを細かく細かく地域別に分け、24サンプルをフライパンでパチパチと煎り、食味検査を行いました。食味の感想は、今年のゴマは昨年に比べ甘味やコクが強く、品質的にも去年以上の確かな手応えを感じました。
私たちはその中でも、品質が良い地域のものだけを指定した買い付けに成功しました。今年のすりごまは例年と比べても期待できそうだと今からワクワクしています。

◎焙煎担当者の手で直接、産地ごとのゴマを煎って、味を確かめます。
◎栽培状況をチェックします。
◎味・香り・品質ひとつひとつの項目を入念にチェックしていきます。

以上のように異常気象の影響を受けながらも、今回の南米出張では、ゴマの生育状況(安全性)や品質(味)を見てきたわけですが、これからも安全で品質レベルの高いオニザキが求める原料を安定して確保するために、現地の方々と栽培に関する意見交換や指導、さらには食味検査のノウハウ提供など協力体制を今まで以上に強化していきます。
最近では、世界的にゴマの需要が増えているにもかかわらず、バイオ燃料などの影響から、栽培量が不足しているため、価格が高騰しています。また、需給のバランスから胡麻自体が不足しているため、私たちが必要とする数量の確保もなかなか厳しい状況になってきています。しかし、オニザキでは多くのお客様に、『美味しいゴマを食卓に』をキーワードにいつでも手軽に食べていただけるように引き続き努力してまいります。
しかし・・南米はいつ行っても遠いナァ・・・
◎現地の方にオニザキが求めるゴマの味・品質を分かっていただくため通訳を通して説明します。

ボリビア共和国
【基礎データ】
面積:109万8581平方キロメートル
(日本の約3倍)
人口:約962万人
首都:ラパス(憲法上はスクレ)
民族:先住民55%、混血32%、欧州系13%
言語:スペイン語(他にケチュア語、アイマラ語など)
通貨:ボリビアーノ

【概略】
南米大陸のほぼ中央に位置し、北と東をブラジル、南をアルゼンチン、南東をパラグアイ
そして南西をチリ、北西をペルーに囲まれた海の無い内陸国である。
国土の約3分の1をアンデス山脈が占め、国内の主要都市の半数近くが、標高2000mから4000mに位置し、首都ラパスは約4000mに位置する高原の国である。
パラグアイ共和国
【基礎データ】
面積:40万6752平方キロメートル
(日本の約1.1倍)
人口:約600万人
首都:アスンシオン
民族:混血97%、欧州系2%、その他1%
言語:スペイン語、グアラニー語
通貨:グアラニー

【概略】
南米大陸の中央南部に位置し、東と北東をブラジル、西と北西をボリビア、南と南西をアルゼンチンに囲まれた内陸国である。
南米でも有数の親日国であり、日系移民も約7000人住んでいる。
パラグアイでの胡麻栽培は、この日系移民の方々が始められた。
 
 
 
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